すっかり春の定番となったイベント「ディズニーイースター2015」が6月23日に終了。そのショーとパレードを、写真と共に振り返ってみましょう!
東京ディズニーランドのイースター・パレード
東京ディズニーランド(TDL)イースターのメインイベントは、今年で2年目のヘンテコ楽しいパレード『ヒッピティ・ホッピティ・スプリングタイム』!舞台は”ミッキーが見つけた秘密のイースター・ガーデン”です。
その内容は、ミッキーやミニーをはじめとするディズニーの仲間たちやイースター・バニーたちとイースターのお祝いをするというもの。通年開催されているパレードやグリーティングでは会えない「ヒューイ・デューイ・ルーイ」たちにも会えるパレードでした。
このパレードには、1年目と2年目で大きな変化がありました。
1つ目は、パレードフロートが停止し始まるミニショーの音楽やセリフが一新したこと!
初代イースター・パレード「ディズニー・イースターワンダーランド」でおなじみの「うさたまポン!」という言葉も復活し、マニア心をくすぐる内容になっていました!
2つ目は、ミニフロートとダンサーさんの増加。今年は大きいフロートの間に、ダンサーさんが手押しする小さいフロートが出現!パレードを彩るダンサーさんも去年の70名から85名に増え、さらに華やかなパレードとなっていました!
東京ディズニーシーのイースターショー
東京ディズニーシー(TDS)では、昨年まで一部エリアで『イースター・イン・ニューヨーク』というショーが行われていましたが、パーク全体でイースターをお祝いするのは今年が初。メインイベントは、メディテレーニアンハーバーにて盛大に行われた『ファッショナブルイースター』です。
その内容は”4つのテーマポートから集まったファッションデザイナーたちがチームを組み、「1番」を競い合うファッションショー”というもの。ファッションモデルとしてミッキーたちが参加します。
ショーはどんどんヒートアップしますが、それを見ていたミニーが怖がりはじめてしまいます。そこでミッキーは、それぞれの良さを分かち合い「みんなが一番」になることをデザイナーたちに提案。
それぞれの衣装を交換したデザイナーたちは心を結び、フィナーレを迎えます。
『みんな違うから良い』『みんな1人じゃないよ』『助け合い、分かち合おう』という深いテーマが伝わる、感動的なショーでした。
ファッショナブル・イースターは、出演者数が110人と非常に規模の大きいショーで、キャラクターやダンサーさんの色鮮やかな衣装が魅力のひとつ。
また、TDSのテーマポートそれぞれがデザイナーたちの舞台になっていて、台詞の中には「俺はミステリアスアイランドで14年修行してきた」など、ニヤリとする表現も。(TDSは今年14周年を迎えます)
どちらのパークのショーも多くのファンに愛されながら、約3ヶ月の公演に幕を下ろしました。
来年のディズニー・イースターはどうなるの?予想
来年のTDLのイースターは、おそらく『ヒッピティ・ホッピティ・スプリングタイム』の3年目の公演となる可能性が大。最近の季節ショー・パレードは3〜4年間続演することが多く、こちらもその例に当てはまるのでは・・・というのがその理由です。ただし、音楽やキャラクター衣装などのリニューアルがあるかもしれないと予想。
一方、気になるのはTDSのイースター。来年は開催されない可能性があります。その理由は、来年4月からTDS15周年記念イベントがスタートすること。これまでもTDL30周年は4月スタートでイースターイベントの開催なし、TDS10周年も9月スタートでハロウィーンショーの開催なし、でした。
ですが、ファッショナブル・イースターは本当に本当に多くの人に愛されたショーであったことも事実。また見たいというファンも多いはずです。イースターが終了した東京ディズニーリゾートでは、本日24日から『ディズニー七夕デイズ』がスタート。『2016年のイースターで、お話の続きを見れますように・・・』と、短冊に思いをのせてみるのも良いかもしれません。
来年以降も、素敵なディズニー・イースターに出会えるのが楽しみですね!
(Photo&Text by Yusuke)