"The Annie Awards 2009"Report!! 〜Part 3:「WICKEDが見たくて日帰りサンフランシスコ!!」の巻〜

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Part 3:「WICKEDが見たくて日帰りサンフランシスコ!!」の巻

Part 3:"I want see WICKED, I want go SF!!"

LinkIconPart2はこちらから!


ポールは、旅プランニングの天才である。

まさに「抜かりなし」という言葉がぴったりである。
私が思うに、彼はあまりにエンターテイメントが好きなため、抜かりがある=ショーとして成立しない、
という公式が完全に脳内に形成されているのではなかろうか・・・

そう、人生はショー。

ショー・マスト・ゴー・オン・・・

このセリフを実感したのがこのサンフランシスコ行きであった。



・・・とか、ちょっとそれっぽい感じに言ってみましたが、
要はLAでやってるはずだったWICKEDがSFに移動しちゃってた!!
ということが判明したのです。
私が「WICKED」というショーを始めて見たのは、ポールが「やばいから!!!」とチケットを取ってくれたことがきっかけでした。
そして案の定、あまりの素晴らしさに感動の嵐。

「Defiying Gravity」

今やこのキーワードだけでパブロフの犬状態なわけです。
エルファバ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!涙

ポールは、もうめちゃくちゃ・・・めっちゃくちゃ好きなので
(もはや好きとかそういうレベルじゃない)、
今回の「WICKED」は彼の旅路の中で、かなりの重要ポイントをしめていたはず。

しかし・・・



旅立ち前、ポールからメールが。

「とても残念なニュース、報告しなければならないですが・・・・
ロスのWICKEDは終わりました。
1月11日までロスでの最後ショー。僕もびくりしました。
西海岸はロスからSF(サンフランシスコ)に移動されている。
終わったみたいです。ちょっと運悪いね。
ですので、ロスで見えれないっすね。悲しい・・・」

ガーーン・・・と思いました。
しかし、そのショックもつかの間、すぐにまたポールからメールが・・・

「ごめん、
僕は病気です。
なんとなく、僕はイカれている案を考えちゃう(頭は自動的に)
これは案だけですね。 やるかやないか、
(ゆみはどこまでマッド”MAD”なのかクレッジーなのかのプランだけです)
WICKEDはSFに移動するじゃないですか、
ちょっと調べると、日帰りバスがあるんです。
ごめんね、病気です・・・・・
簡単の流れ(そう、もうプランしました。)

ロスから午後12時を出て → 午後5時SFに着く  
  (バスは完全にWICKEDのシアターに近く!)
WICKEDは8時のショー(2時間45分)
11時終了 → シアター近くのバス停から 11時15分深夜バス
次の日 朝6時にロスに戻る。

こんなCRAZYプランがあるけど
このありえないプランは実行するかゆみの次第です!!!(悪魔の笑、わはは)」


わたし:


「行く!!!!!!!!!!!!
行くよ!!当たり前だよ!!!
行けるなら行くしかないよ!!
距離なんて関係ない!!!!!」


そして・・・神が動いたのだった。





ポール:

「やぱりユミもCRAZYだから
WICKED SF決まりです!

だけど初回のショーは27日(しかも8時しかないので)なので、完全にチケット売り切れ状態です。

でも頑張って探して 28日のSFの第2回目のショー!!2時のチケット取れました!
しかも最後の2枚!!!
(最後だから・・・ちょっと高め同じ150ドル、
でも完全にステージの前です!!!!!!!!!!!!!!!!!)

CRAZYになりますよ・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

やばいっすね、こんな俺もやったことがない。WICKEDSF
爆走SF!!日帰り

楽しみしか言えません・・・・・・

GGGGOOOOOOOOOONNNNNNNAAAAAAA
TTTTTTTTTOOOOOO  BBBBBBBBBEEEEEEEEEE   
FFFFFUUUUUUUNNNNNNNNNN」


最後の2枚。
完全に、私たちのために用意されていたとしか思えない・・・!!!!!





・・・というわけで、
いかに私とポールが壊れながらスケジューリングしたかが伝わったでしょうか?笑

そんなこんなで当日を迎えました!





「なんでも形から入る主義」の私は、やっぱりエルファバにならなきゃ!!とこんな服を着てみた!!
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黒サテン!!!
そしてアイメイクも緑にしてみた!
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洋服やお化粧というのは、そういうものだと思っています。

ヘアメイクという仕事をしていると、みなさんのお気持ちはすごくわかります。
けれど、本当の意味は、隠すものでもないし、造形を変えるのでもない。一種の儀式みたいなものというか・・・

お化粧品のことを「コスメ」と言いますが、
「コスメティック」という言葉・・・これはなんと、「コスモ」cosmo

「宇宙」

・・・から来ている、とみなさんご存知でしょうか。

お化粧を通じて、より大きな視点で宇宙的なところと繋がり本来の自分を思い出すような・・・
メイクというのは、そんな行程だと思っています。

・・・ん?

なんか宗教っぽい?笑

よし、本題に戻る!!!



サンフランシスコに向けて、出発!!!!!
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・・・と、車の窓の外に!!
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メッセージとしか思えない・・・!!



LAXに到着〜♪
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バスより飛行機の方が安いということが発覚し、国内線でSFへ向かいます!
さあ飛ぶぞ!!

♪Close my eyes....and Leap!!!!!!(by「Defying Gravity」)

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きれいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
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最高。

最高!!!!!!!!!

この時点ですでに感動・・・。
何度同じ景色を見ても、この青にはグッときちゃうよ・・・;;

りんごりんご〜!
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そして、これにちょっと笑いつつ
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・・・2時間ほどでサンフランシスコ、到着!!
空港からは電車で移動します!

これは・・・回数券的な?
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そしてしばし地下鉄に乗り、地下から地上に出てすぐに・・・・

出た!!!!!!!!!!!!!
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ギャーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!(錯乱)

こんなにすぐ〜〜〜〜〜〜!!!!!!

超軽い足取りで劇場へ向かう。
ポールがさっそくチケットを引き換えます。
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そして・・・きたーーーーーっ!!!
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プッ・・・プレミアシート!!!!

残りわずかだったとはいえ、プレミアシートチケット!!!
これはなんと、開演前にVIPルームでドリンクをもらえたりするのだそうな!!!

なんか・・・いい☆笑

依然として、劇場入口前には人だかりが・・・
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なんと当日券をここでgetできるんです!!!!!
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ガラガラまわし・・・笑
意外とアナログ!!!

ああ・・・グリンダ様がほほえんでいるよ・・・(信者か)
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開演まで時間があるので、お昼ごはんに行くことに。
周辺を散策しつつ、私は「ホットケーキ!もしくはパンケーキ!!」と探し続け・・・
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発見しました〜〜〜〜♪♪♪
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は〜ちみつがっ 大好っきっ 食〜べるんだっ おいしいっ♪

・・・と、ごきげんでプーさんが脳内を席巻。
ホットケーキ大好きすぎる・・・!!
日本はホットケーキが少ないよね・・・・;;

そして、ここでポールのファッションチェック!
まずはアウタ〜〜〜〜〜
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おおおっ!!!!WICKEDオリジナルグッズのパーカではないですか!!!
そしてインナーは・・・
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でーーーーーたーーーーーーー!!!!!!

さすがです!!!
さすがです!!!!

WICKEDTとWICKEDパーカを着てWICKEDを見に来る男・ポール!!!

いや〜〜〜・・・やっぱりこのぐらいしなきゃだめよね・・・。
やるならとことんだよ。ほんと。



「まだ時間あるよ〜」ということで、近くの洋服屋さんへフラリ・・・

・・・これがよくなかった。

もう大暴走。
片っ端から手に取って試着しまくり!!!笑

だってすごいかわいくて安いんだもん!!!!
宝探しだよ〜〜〜〜これは宝探しだよ!!!

ポール速攻GIVE UP。笑
「ごめん!!!先行ってて!!!」と言う私に「遅れないようにね!!」というポール兄さん。

聞ーこーえーなーいーーーーー

・・・いやあ〜〜、楽しかったです。笑
こうして、完全にWICKEDに行く人とは思えない荷物を抱えて劇場へ行ったのでした。

・・・VIPドリンク?

もう記憶の彼方へ忘れ去られておりました。





舞台は最高でした。

私は、「WICKED」の最重要テーマソングである
「Defying Gravity」という曲が大好きです。

この曲は、真実です。



この世界に、自分を信じられなくなっている人がなんと多いことか。

誰かの決めた基準、
誰かの描いた未来・・・

誰かの定めたことに踊り、揺れ、流され、
誰も自分の心を本当に見つめようとしない。

「楽だから」「怖いから」「才能がないから」「やったことがないから」

「できない」
「できない」
「できない」

「私にできるはずがない」

・・・本当に、そう思ってるの?

悔しくないの?

そんなこと言ってる自分が気持ち悪くないの?

いつまでそんな事言ってるの?


「ユミちゃんは、運が良いもんね」
「器用で、なんでもできるもんね」
「才能あるもんね」


・・・そんなこと言われたって、ちっとも嬉しくない。

私、いつまでこういう言葉に、嘘の頷きをしなきゃいけないの?

なんて言えばわかってくれるの?

表面ばっかりしか伝わらないもどかしさ・・・

「有名人に会えていいなあ」
「世界中飛び回ってすごいね」
「毎日が夏休みみたいだね」

違う。
違う。

私は、そんなところを見て欲しいんじゃない。

世界にはこんなに素晴らしいものがある、
こんなに素敵な場所があって
こんなにすごい人たちがいるんだ。

その輝く世界は、手の届かないものじゃないんだよ!!!

知って欲しかった。
それを知って欲しかった。

現実は、自分でどんな風にでも変えられることを。





そんな思いが爆発しそうになっていたとき、私はこの舞台に出会った。
そして、この曲を聴いて、自分がエルファバと一体化したかのように胸がいっぱいになった。

涙が止まらなかった。


"Defying Gravity" = 重力を無視する = 

"あるはずのものさえ ないものとなる"


私はそのように捉えている。




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You can still be with the Wizard
あなたはまだ魔法使いと一緒にいられるわよ
What you've worked and waited for
そのために今までがんばってきたんでしょう?
You can have all you ever wanted
ずっと欲しかったものが目の前にあるのにどうして----------------

I know... But I don't want it
わかってる でも欲しくないの
-No
-違う
I can't want it
もう欲しがっちゃいけないんだわ
Anymore
これ以上・・・

Something has changed within me
何かが変わった 私の中で
Something is not the same
何かが違う(前と同じではない)
I'm through with playing by the rules of someone else's game
もうこれ以上 誰かが決めたルールに縛られたくない
Too late for second-guessing
このことを批判しようとしても、もう遅い
Too late to go back to sleep
眠りに戻れって言うのも、もう遅い
It's time to trust my instincts
今こそ自分の本能に従うわ
Close my eyes: and leap!
目を閉じて・・・私は飛び立つ!

It's time to try
試す時が来た
Defying gravity
重力を消してみせる
I think I'll try
そう 私は挑戦する
Defying gravity
重力を消してみせる
And you can't pull me down!
もう誰にも私を引きずり落とすことは出来ない!

I'm through accepting limits
もう限界を受け入れるのは終わりよ
'Cuz someone says they're so
無理なことがあるなんて 誰かが言ったことでしかない
Some things I cannot change
確かに私が変えられないことだってあるかも知れないけど
But till I try, I'll never know!
でもそんなこと知らない、私は挑戦する!
Too long I've been afraid of
ずっと怖くて仕方なかった
Losing love I guess I've lost
愛を失うことが
Well, if that's love It comes at much too high a cost!
だけどもしそれが本当の愛なら必ずまた得られる
・・・高すぎる費用だけれど!
I'd sooner buy
私はそれを買いたい!
Defying gravity
重力を無くしてみせる!
Kiss me goodbye
さよならのキスよ
I'm defying gravity
私は重力を操るわ!
And you can't pull me down
もう誰も私を降ろすことは出来ない!

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So if you care to find me
もし私を気にかけたり、見つけたかったら
Look to the western sky!
あの空を見て、あの西の空を!
As someone told me lately
誰かが教えてくれたわ

"Ev'ryone deserves the chance to fly!"
『空を飛ぶ権利は誰もが持っている!』

And if I'm flying solo At least I'm flying free
少なくとも 私は一人でも空を自由に飛んでみせる
To those who'd ground me
私を地に落とした人達に・・・
Take a message back from me
これは私からのメッセージよ!
Tell them how I am
教えてあげて!どうやって私が空を飛んだか
Defying gravity
どうやって重力を無くしたか!
I'm flying high
私は高く高く飛ぶわ
Defying gravity
重力を操るの!
And soon I'll match them in renown
すぐに讃えられた私を見ることになるわ
And nobody in all of Oz
オズ中の何人たりとも
No Wizard that there is or was
どんな魔法使いも
Is ever gonna bring me down!
もう誰も私を落とすことなど出来ない!





「Defying Gravity」と書かれた緑のTシャツも買って大満足!!!
夜は、道路をはさんですぐ向かいにある、"Market Street Grill"というレストランへ行きました!

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どれも全部おいしかった〜!!
SFにWICKEDを見に行く方には、とってもオススメです!!
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・・・スープとパンを発明した人に拍手!!!!!





こうして、SFの旅は終わり、帰路についたのでした。
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まさにDefying Gravity状態で、光り輝く街を眺める。
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地平線まで光に埋もれ・・・
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「こんな世界を作り出せる人たちが どうして自分を無力だと思うのだろう?」
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私は本当にそう思う。

きっと、すべての人がエルファバのように目覚めたら、
世界中の光だって、自分で作り出せるだろう。
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こんなにも確かに輝いているのだから。
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エルファバが歌っている。

"My future is unlimited"

「私の未来は無制限」・・・
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なんて力強い言葉だろうか。
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そう。

自分が「正しい」と、胸が震えた道を進めばいい。

すべてはいつでも、必ず到達するようにできているのだから。
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Part 4:「夢にまで見たディズニー・アニメーション・スタジオ」につづく